コラム: 「合気道の技を網羅的に整理してみた」
📰 出典: ニュースレター2025年6月度
合気道を始めたばかりの頃、「ショウメンウチ?ニカジョウ?テンチナゲ?一、二?」と、技の名前に戸惑った方も多いはず。
でも、実はこれらの名前にはちゃんとしたルールと意味があるんです。今回は、合気道(我々がやっているのは養神館合気道という流派です)でよく登場する技の名前と構造について、網羅的に解説します。
🧩 技の種類のざっくり分類
- 基本技:200種類
- 自由技:10種類
- 武器技:3種類
基本技=審査に出てくる技
一覧にすると以下の通りとなります。

pdf版は以下からダウンロードしてね。
📘 技の基本構造は「3パート」
養神館では、技の多くが次のような3つの要素で構成されています:
たとえば、「正面打ち 一ヶ条抑え(一)」は、
「正面から打たれた攻撃に対して、“一ヶ条”という技で、“(一)”の形で抑える」技です。
「16種類の初動×13種類の技×2種類の型×2種類の状態」があり、合計832種類ありそうに見えますが、表を見ての通りないわざもたくさんあり、1/4くらいとなるため、基本技は実質200種類と覚えておくのが妥当かと思います。
🪄よくわからない「(一)(二)」って何?
同じ技でも、動きの流れや崩し方に違いがあり、それを区別するために
「(一)=前方型」「(二)=回転型」といったように分類されています。
例えば:
となります。他流派は、表と裏といったりします。

名前がついていない技をなんでも「呼吸投げ」と呼ぶ現象
なお、基本技は名前がついている技であり、名前がついていない技もたくさんあります。
それを「呼吸投げ」、意訳すると「いい感じで投げる技」といいます。
一つの初動に対して、5~10個くらいあるのかな?
自由技とは
皆さんの中には、「自由技」と呼ばれる技を聞いたことがある方もいるかもしれません。
その名の通り、自由に技をするのですが、決まりが3つあります。
動画はこの前のわたしの自由技です。受けのドミニク先生とゆうま先生はどの技の順序でやるかは知らされていません。
自由技とはいっても、自分で技をつくるというよりは技を選ぶイメージで、例えば無限塾東京・鎌倉9種類の投げができるように稽古します。

この組み合わせは自由であり、また技同士を組み合わせることも可能です。例:二か条をしてから腕絡み投げなど。また、上の9種類はあくまで簡単なものであり、感覚値でもう10種類くらいありますので、20種類の中から選ぶことになります。
武器技
4〜5月練習しましたが、武器を持ってor 持たれて行う技もあります。
武器は全部で3種類あります。

そしてそれぞれに
があります。
短刀操法は10本、組み太刀・組み杖は5本ずつあったりするが、実はその倍くらい見かけます。
こんな事を言うと、「ぐえー!」ってなりそうですが、武器を使った基本技と自由技もそれぞれあります。
動画はこの前のパイエ先生の短刀取りの動画です。
