コラム: 合気道で相手と組む時にどんな振る舞いをすべきか?
📰 出典: ニュースレター2025年4月度

みなさんは稽古中に相手と組む時、どのような振る舞いをしていますか?
今回、ジョー•タンブ先生から合気道の技術を向上させるためのアドバイスを頂いたので、3点お伝えしたいと思います。
稽古中は組んだ相手との関わり方が大切!
具体的には、
- 上級者が先に技を行う。
- 受けは、仕手に聞かれた場合に、感じたことを率直に伝える
- 相手のフィードバックを素直に受け取り、変えてみる
となります。
一つ目は、上級者が先に技を行い、初級者は赤から学ぶということです。
技の解説を生徒が行うよりも、実際に技を受けた方が理解は早い。にも関わらず、ビギナーの方が手探りで技を練習し、上級者が先生のように解説してしまうことがたまにあります。
私の経験上、生徒が稽古中にアドバイスを受けても技に反映できるのは一つのみです。説明しすぎは上級者が避けるべきことの一つでしょう。
初級者は、受けた技を体で覚えるべく、感覚全開で受けて、手順やニュアンスを汲み取ります。
二つ目は、相手へのフィードバックについてです。
合気道の技は、相手への力の伝わり方を確認することが大切です。特に仕手から受けに「今の技は効いたのか」「先ほどよりもより効いたのか」を、確認していくことで、独りよがりな技にならなくなります。受けた方は率直に、感想を伝えます。崩れやすくなったか、痛いのか、力を感じるのか、当たり外れはないので率直に伝えます。
唯一やってはいけないことは、相手を馬鹿にしたフィードバックをしてしまうことです。過去に私が別の道場で見た最悪な生徒は、技を受けた際に、「それじゃあダメなんだよー」「へへっ」「違うなぁー」と馬鹿にしたような、そして、(お前も俺のいる高みに登ってこいよ)、的な笑みを浮かべながら、学びようがないフィードバックをしていました。これをやったら腕立て千回です。
三つ目は、フィードバックを受け取り改善することです。
二つ目の話は受け側の話ですが、三つ目のこの話は仕手側の話です。
フィードバックをたくさん受けてもぶっちゃけ一度に改善できるのは1つまでです。焦らず着実に、直していきましょう。
手順については、1,2,3とカウントしながら、リズムで覚えていき、コツについては新しいやり方をいろいろ試し見つけたら繰り返します。
まとめ
合気道は相手との関わり方を学ぶロープレのような場です。
少し勇気を出してフィードバックをしてみましょう。謙遜することが良い時もあれば率直に伝えることで、仲間の上達を応援できるかもしれません。
