コラム: 「最も自然に動ける身体を作る — 受け身を繰り返す理由」
📰 出典: ニュースレター2023年4月度

審査に参加された方、お疲れさまでした。また今回審査を受けなかった方は次回は半年後くらいを予定していますので、それまでしっかり練習しましょう。
審査では受け身たくさんしましたね。数十回の受け身をしたと思います。なぜ受け身をここまでやるのか、皆さんにお伝えしたいと思います。
疲れてからがゴールデンタイム!
1月にもご紹介した「塩田剛三の世界」では、合気道で大切なこととして、
自分の動きが自然になるように体質改善していく。それが修行であり、普段の努力でしょう
と書かれています。
自然に動くにはどうしたらいいでしょうか?柔軟、筋トレ、そして長年の努力。。。これらはもちろん大事ですが、最も有用なのは、疲れることです。
疲れると頭が働くなります。身体もうまく動かなくなります。冷静に考えればできていたことができなくなります。この状態がゴールデンタイムです。何がゴールデンというと、
- 無理できないからこそ、楽な動きが自然に出来る
- 頭ではなく身体で覚えることが出来る
という2点です。
お仕事や人間関係で常に頭をつかいすぎな皆さんは、合気道の間だけでも、ぜひゴールデンタイムを楽しんでもらいたいと思います。
子供にとって、本当の護身術は完璧な受け身
こどもの生徒には、合気道の技を覚えるだけでなく、受け身をどんな状態でもできるようになってほしい、というのが実は本音です。
審査こそ最大の稽古時間と考えて、子供の受け身は大人よりもたくさん行い、「受け身ができちゃう」人になってもらいたいというのが私の願いです。
審査では”正しい動き”を何度も練習しました。正しい技が自然な身体の使い方でできるようになったはず。
次の3ヶ月は流れる動きを練習します。絶対楽しいので引き続き頑張りましょうね!
