コラム: 「京都のセミナーと演武会で考えた、解像度と人生の豊かさ」

📰 出典: ニュースレター2023年7月度

京都のセミナーと演武会で考えた、解像度と人生の豊かさ

6/30〜7/2に行われた京都のセミナーと演武会に参加してきました。今回はそのレポートと感じたことをお伝えしたいと思います。

しょうたに騙されて参加してしまった数少ない白帯たちへ

今回のセミナーは20カ国200名の方たちが参加しました。そのうち黒帯が8割位、茶帯が1割、白帯が1割弱。つまり、みんなの帯が真っ黒のセミナーが開催されたわけです。

7/1から参加した白帯の皆様、大変びっくりされたことかと思います。私もびっくりしました。

初日に歩いていると「しょうた先生ですよね!Youtube観てます!」という方に数名お会いしました。「うむ、いかにも。ちこうよれ」と調子に乗ってお話をすると、私よりも合気道歴長い方がほとんど。他の国で指導員や道場長をやっている方がうろついているのが今回のセミナーでした。

白帯は我々の道場と他の道場合わせても20名くらいだったでしょうか?元々パイエ先生から聞いていたのは白帯は切り分けてやるぜ〜的な話だったのですが、そこはしっかりとミックス・一緒でしたね(途中から別になったけど)。白帯の皆様、本当お疲れ様でした。。。

セミナーのテーマは塩田剛三の技を弟子たちが様々なアプローチで紐解いていく

内容はとてもマニアック。全ての技の手順は理解しているという前提で、前方飛躍受け身も出来て当たり前、がスタート地点でした。

自分もセミナーを受けながら「果たして白帯のみんなは怪我せず終えることができるのだろうか・・・」と思いながら受けていました。

まぁ、初日から思いっきり技を先生にかけてもらい受け間違えて足首に全治3週間の捻挫をしたのは自分なのですが。なめてました。

もっと相手とのつながりを意識できる合気道をしよう

セミナーを通しての気付きとしては道場の練習方針を少しだけ転換していこうかな、と思いました。

これまで、効く技の追求を大事にしてきましたが、生徒の皆さんに固さがみられることに最近気づきました。効く技を追求することで、受けをどう感じるか、受けがどう動くかの説明をあまりしてこなかったのが原因かなと。これからしばらくは柔らかい技の追求していきます。山を左から登るか右から登るか、の違いでしかないはずです。コロコロ変わってすみません。。。

みなさんの演武はどうでしたか?

7/2は演武会も行われ、この1ヶ月で仕上げた演武を世界中の観覧者に披露することが出来ました。

数カ国の聴衆から「おたくの道場の演武いいね〜!」と声をかけられることも有り、道場長としては鼻高々でございました。

各チーム、ミスはそれぞれ25箇所くらいありましたが、素晴らしい演武が出来たと思います。たった3分間ですが、皆さんの武を貫いた成果が垣間見えました。

最後に。演武に出た方々、合気道の面白さについて、少し分かってきた気がしませんか?

合気道の何が面白いのか、皆さんは何だと思いますか?

今回演武に参加された方は、合気道というものについて少しだけ理解が深まったと思います。より高精細に、今までよりは幾分鮮やかに見えているのではないでしょうか?こうやって合気道に対する解像度を上げていくことで、自分なりの合気道面白いポイントが見つかっていきます。

というか、何事でもそうですね。解像度高く理解できれば、自分だけの面白みが見つかるものです。
逆に、何に対しても解像度が低いままに面白いかどうか評価しているうちは、おそらくなんだってつまらないものに見えてしまう。こんなものにハマっているやつはアホか、と思ってしまう。

家の近くに鎌倉の鶴岡八幡宮があるのですが、そこに境内に向かう階段があります。よく通るのですが、「踊り場なくて危ないな」くらいにしか思っていませんでした。
この前ゆうまくんに聞いたのですが、実はその階段は歴史が大きく動いた舞台だったそうです
歴史を知らない私にとってはただの階段。歴史を知るゆうまくんには胸熱ポイントに映っていたわけです。

合気道の話に戻すと、合気道を知らない人からすると合気道に熱中する皆さんは「それで強くなるの?」「何が面白いの?」と不思議がられるかもしれません。もちろんその説明も可能ですが、究極的には稽古しなければ絶対にわからない世界がそこにはあるのです。

そんな自分だけは面白いと思える世界が有ることって、人生の豊かさに直結するんじゃないかと思います。人に流されず、自分だけが知っている自分の価値観に合った場所で、自分が面白いと思えることに時間を使う。これぞ幸せな生き方だと思いませんか?

一度入ったら出られない、合気道教への入会は随時受け付けております。
まずは体験にいらしてくださいね。ドーン!

類似投稿